ギアオイルの主な役割
まとめました!!
① 潤滑(いちばん大事)
ギア同士が直接こすれ合わないように、油膜を作って摩擦と摩耗を防ぐ。
→ 金属の寿命を大きく伸ばす。
② 冷却
ギアが動くとかなり熱を持つので、その熱をオイルが吸収・拡散する。
→ 焼き付き防止。
③ 衝撃吸収・騒音低減
ギアの噛み合い時の衝撃をやわらげ、
「ガチャガチャ音」や振動を抑える。
④ 防錆・防食
内部の金属部品をサビや腐食から守る。
特に湿気や結露がある環境では重要。
⑤ 清浄作用
摩耗で出た金属粉をオイル中に保持し、
ギア表面への再付着を防ぐ。
エンジンオイルとの違い(よく混同されがち)
ギアオイル
→ 高い圧力(極圧)に耐える
→ 粘度が高め、添加剤が強力エンジンオイル
→ 高温・燃焼生成物への対応が主目的
※ 互換不可。代用するとトラブルの元⚠️
劣化するとどうなる?
ギア鳴りが出る
シフトが入りにくい
デフやミッションの寿命が激減
👉「走れる=問題ない」ではないのが怖いところ。